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tgz パッケージ(ファイルタイプが tgz のもの)って,どうやってインストールするのですか,アンインストールもできますか?

2005-03-21 00:49:24 (月)投稿
登録者: Plamodocs Project

拡張子が .tgz となっているファイルは,複数のファイルを tar で固め, gzip で圧縮したものです.
この形式は各種ソースファイルの配布など,さまざまな用途に使われますが, Slackware 系のディストリビューション(Plamo Linux はこれにあたります.)では, これをバイナリパッケージの配布形式としています.

パッケージには,/ から見た相対ディレクトリ指定で各ファイルが納められ,また, install/doinst.sh としてインストール時に実行されるスクリプトが置かれています.

tgz 形式のパッケージは,コマンドや専用のツールを使ってインストール/アンインストールします. これを実行するには root 権限が必要になります.

専用のツール pkgtool を使うと,インストール/アンインストールのほか, インストールされているパッケージのファイル一覧表示などが対話的に行なえますから, 最も手軽に利用できるでしょう.

installpkg/removepkg といったコマンドを使う場合は, パッケージ名を直接指定してインストール/アンインストールします. これもある意味手軽で,スクリプトなどからの利用も可能です.

インストール/アンインストールするのが不安でしたら,installpkg/removedpkg を実行する時に,次のように -warn オプションをつけてみましょう.

~# installpkg -warn plamo-sample.tgz
~# removepkg -warn plamo-sample

このオプションをつけて実行すると,実際にはインストール/アンインストールされず, これらのコマンドを実行すると配置されたり/削除されるファイルやディレクトリに関する情報を, 端末(term)に表示するだけですから,まずはこれで確認をし,その後 pkgtool を使ったり, このオプションを外してコマンドを実行して, 本当にインストール/アンインストールすることができます.

多くのファイルが配置/削除されるので端末では読みきれない場合は, 次のようにパイプを使って出力内容を less や more に渡し,スクロールして読むことができます.

~# installpkg -warn plamo-sample.tgz | less
~# removepkg -warn plamo-sample | more

あるいは次のようにして,ファイル(例として,inst-plamo.log / rm-plamo.log) に残しておけば,後でこのファイルで確認できます.

~# installpkg -warn plamo-sample.tgz > inst-plamo.log
~# removepkg -warn plamo-sample > rm-plamo.log

この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ;



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:40