#navi(FAQ)
カテゴリー: アプリケーション
* OpenOffice.org 2.0 のインストール (plamo-4.0x の場合) [#z2e22522]
RIGHT:2005-11-01 (火) 09:52:38投稿
RIGHT:登録者: moue
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OpenOffice.org 2.0 の正式版がリリースされたので,plamo 4.0x へインストールする手順をまとめてみました.~
OOo 2.0 系をインストールするについての問題点は,こじまさんが [[9 月 5 日の日記>http://plamo.linet.gr.jp/index.php?diary%2FKojima%2F2005-09-05]] で指摘されていますので,それを踏まえて以下の方法でインストールすることができました.~
なお,参考にしたのは,[[「OpenOffice.org 2.0のインストール方法」>http://openoffice.s16.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5BOOo2.0_install%5D%5D]]内の, [[RPMが使えない・使うのが困難・使いたくない場合 >http://openoffice.s16.xrea.com:8080/pukiwiki/pukiwiki.php?%5B%5BOOo2.0_install%5D%5D#content_1_36]]です.~
以下はすべてユーザ権限で実行できます.root 権限は必要ありません.~

+必要なディレクトリの作成.(※注:ディレクトリ名は仮定のものですから,各人の好みの名前で作成してください.)~
ダウンロードした tar.gz 等を保存しておくディレクトリを /home/ユーザ名/tmp とし,OOo 2.0 をインストールするディレクトリを /home/ユーザ名/OOo2.0 とした例で進めますので,tmp と OOo2.0 というディレクトリ,さらに OOo2.0 のサブディレクトリ opt を作っておきます.
 ~$ pwd
   /home/ユーザ名
 ~$ mkdir tmp
 ~$ mkdir -p OOo2.0/opt
ツリーは次のようになります.
 /home
  ┃
  ┗ ユーザ名
     ┃
     ┣ OOo2.0
     ┃  ┗ opt
     ┗ tmp
+インストールに必要なものを /home/ユーザ名/tmp/ 以下に保存する.~
++[[OpenOffice.org>http://ja.openoffice.org]] から,[[OOo_2.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz >http://www.dnsbalance.ring.gr.jp/pub/misc/openoffice/localized/ja/2.0.0/OOo_2.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz]]を取得し保存.
++[[ rpm2cpio >http://www.iagora.com/~espel/rpm2cpio]]を取得し保存.~
このページ自体が perl で書かれたスクリプトになっているので,このページを rpm2cpio という名前で保存しておきます.~
/home/ユーザ名/tmp/ 内の確認.
 ~$ ls tmp/
  OOo_2.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz  rpm2cpio
rpm2cpio に実行属性をつけておきます.
 ~$ chmod +x tmp/rpm2cpio
+インストール作業開始.次の通り順次実行します.~
 ~$ cd tmp
 ~$ tar zxvf OOo_2.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
展開した中身を確認しておきます.~
※注)OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/ という名前は OOo 2.0 の更新に伴い変更されると思いますので,手元の内容を確認してください.
 ~$ ls
  OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/
  OOo_2.0.0_LinuxIntel_install_ja.tar.gz  rpm2cpio
 ~$ ls OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/
  RPMS/  licenses/  readmes/
カレントディレクトリを OOo2.0 にします.
 ~$ cd ../OOo2.0
rpm2cpio で,openoffice.org-core06-2.0.0-3.i586.rpm の中身を取り出します.~
書式は,[ rpm2cpio xxx.rpm | cpio -i ] です.
 ~$ ../tmp/rpm2cpio ../tmp/OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/RPMS/openoffice.org-core06-2.0.0-3.i586.rpm | cpio -i
rpm2cpio による core06-2.0.0-3.i586.rpm の展開が完了しているか確認しておきます.
 ~$ ls opt/
  openoffice.org2.0/
 ~$ ls opt/openoffice.org2.0/
  presets/  share/
openoffice.org-core06-2.0.0-3.i586.rpm は展開できたので,削除しておきます.
 ~$ cd ../tmp
 ~$ rm OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/RPMS/openoffice.org-core06-2.0.0-3.i586.rpm
残りの rpm を rpm2targz で tar.gz に変換します.(rpm2targz は plamo に標準で入っています.)
 ~$ cd OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/RPMS/
 ~$ for f in *.rpm;do rpm2targz $f;done
変換した tar.gz を OOo2.0/ に展開します.
 ~$ cd ~/OOo2.0
 ~$ for f in ../tmp/OOO680_m3_native_packed-3_ja.8968/RPMS/*.tar.gz;do tar zxf $f;done
カレントディレクトリを /home/ユーザ名 に戻しておきます.
 ~$ cd
 ~$ pwd
  /home/ユーザ名

これでインストールは終了です.~
X 上の kterm などで,
 ~$ OOo2.0/opt/openoffice.org2.0/program/soffice
を実行すると OOo 2.0 が起動します.~
Java がインストールされていない環境の場合には,起動時に,javaldx: Could not find a Java Runtime Environment! と表示されますが,支障無く使用できます.~
尚,もし,シェルの環境変数 LANG を C に固定してある場合,kterm 等から起動すると Shift + space で kinput2 のフロントエンドが出現しないので,日本語の入力ができません.この時のエラーメッセージの内容は,I18N: Operating system doesn't support locale "en_US" といったものです.~
AfterStep 等の Wharf や,HotList に登録してしまえば,kinput2 は問題なく使えますし,kterm 等で export LANG=ja_JP.eucJP ( bash の場合 ) を実行してから,続けて OOo を起動すれば問題なく使えます.
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この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ;
-こんにちわ。参考にさせて頂き、OpenOffice をインストール出来ました。所で、[ rpm2cpio xxx.rpm | cpio -i ] は、[ rpm2cpio xxx.rpm | cpio -id ]かなと思いますが、いかがでしょうか? -- [[としひさ]] &new{2006-02-22 (水) 15:08:30};
-こんにちわ。参考にさせて頂き、OpenOffice をインストール出来ました。所で、[ rpm2cpio xxx.rpm | cpio -i ] は、[ rpm2cpio xxx.rpm | cpio -id ]かなと思いますが、いかがでしょうか? -- [[としひさ]] &new{2006-02-22 (水) 15:37:13};
-上記の通りやってみたのですが、 -- [[ゆきお]] &new{2006-02-27 (月) 18:32:40};
-rpm2cpio に実行属性をつけた後、/bin/にコピーすると上手くいきました。 -- [[ゆきお]] &new{2006-02-27 (月) 18:43:30};
-tgz化するとうまくいかず、すべてcpioだけにしたら成功しました。 -- [[Mira]] &new{2006-06-28 (水) 16:07:24};

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