・最近読んだ本(マンガ :-)
「真月譚 月姫 1」 佐々木少年作画 メディアワークス
先月末くらいに出てたんだけど、ここしばらく忙しくてこの手のネタを取り上げられなかったので(笑)
元々は同人ゲームとして発表されたものの、口コミ等で大ブレークしてアニメ化まで
された「月姫」のコミック版です。「真月譚」という表題はアニメ版を踏襲しているように
思うけど、アニメ版は放送がBSデジタルだったり、キャラデザがヘンに大人びた感じで可愛くなかったから見てないので、関連等は分かりません。
ざっと見、ゲームの正ヒロインであるアルクェイドルートを丁寧になぞっているような印象だけど、この手のビジュアルノベルの面白さは選択肢によって分岐していくストーリー展開の妙にあるから、「コミック」という一つの物語の枠の中にいかに複数のストーリーを畳み込んで行くかはこれからの御手並拝見、という感じ。さっちん の扱いあたりが面白そうな印象だったり。
確か、解説本にもあったけど、正ヒロインが登場直後に17分割されて殺される、というのは、改めて読んでも画期的なツカミな気がする(笑) 有名な「私を殺した責任、とってもらうからね」というセリフは今聞いても斬新だし。
半ばネタばれだけど、自分を含めて「月姫」にハマるのは、表ルート(アルク、シエルルート)ではなく、裏の遠野家ルートに入ってからが多いと思うのだけど、そのへんをどうストーリーに取り込んでゆくか、これからが結構気になる展開ではある。
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