[[diary/Kojima]]
・VMware-server-1.0.10
手元では 1.0.9 + vmware-update-2.6.29-5.5.9 パッチで凌いでいるのだけど、久しぶりにビルドして起動したら、
新バージョンが出ている、とのことで 1.0.10 を入手してみた。
多少は新しいカーネルへの対応が進んでいるかと期待したけど、やっぱり素のままではビルドできず、上記
パッチをあててやる必要があった。
パッチをあててビルドはできたものの、起動しようとすると
% vmware
/usr/lib/vmware/bin/vmware: symbol lookup error: /usr/lib/libgio-2.0.so.0: undefined symbol: g_thread_gettime
なるエラーになる。調べてみると、vmware-server 自体はかなり古いプログラムだから、最近の Gtk では廃止されている
関数を参照しているらしい。
困ったな、と思っていたら、VMWARE_USE_SHIPPED_GTK という環境変数があり、これを force にしておくと、
vmware に同梱されているライブラリを優先して使うので、無事起動するようになった
% setenv VMWARE_USE_SHIPPED_GTK force
% vmware
#ref(vmware.jpg)
vmware-server は便利なツールだけど、騙し騙し使っている感じなので、新環境でビルドするたびに
「商用版に移行すべきかなぁ。。」と感じるんだけど、ある意味、それがむこうの目論見なんだろうなぁ(苦笑
- 自分はVMware Playerで十分なので良く調べていませんがPlayer + VXIで代替できないものでしょうか? -- [[名倉]] &new{2010-09-01 (水) 12:34:30};
- remote boot だけじゃなく、コンソールがそのまま飛んでくる、というのは sshd とか telnetd とかのサーバ系のパッケージを更新する時も気にしなくていいから、ヘッドレスで他所に置いてるようなサーバ的な環境だと、フリーなものではvmware-server以外は使えない感じ。まぁ、最近はその手の作業は KVM とかの para-virtualization でやるのが流行りなので、移行するとしたらそっちの方だろうなぁ。 -- [[kojima]] &new{2010-09-11 (土) 22:11:35};
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