[[diary/Kojima]]
・jmtpfsとFDclone
Nexus 7のようなMTPデバイスにデータを送るためには、
gmtpのような専用ツールを使うことも可能だが、
FUSE経由でMTPデバイスをマウントして、
通常のファイルシステムのように使う方法もある。
後者の例としてmtpfsというのが開発されていたものの、
手元で試したかぎりではMTPデバイスを正しくマウントできなかった。
そのため、gmtpにパッチをあてて使ってたのだけど、最近、
[[jmtpfs:https://github.com/kiorky/jmtpfs]]というのを見つけた。
これが結構優れもので、jmtpfs ~/Mtp とかすれば、
Nexus 7の内蔵ストレージが直接 ~/Mtp 以下に見えるようになる。
ただし、Nexus 7の内蔵ストレージの文字コードはUTF-8で、
PlamoなデフォルトはEUC-JPだから、
どこかで文字コードを変換してやらないといけない。
コマンドラインでなら何とかなりそうだけど、
スクリプトを書くのも面倒だ。。。
そんな時に思い出したのが、FDcloneの持っているディレクトリ単位で
文字コードを指定できる機能。具体的には ~/.fd2rc あたりで
# directories on which Kanji code in filename is UTF-8
# Default: none
UTF8PATH="~/Mtp"
なんて指定をしてやれば、FDclone経由で ~/Mtp にアクセスすると、
そのディレクトリ以下では文字コードがUTF-8であると判断して、ファイル名も正しく表示してくれるし、
そのディレクトリ以下にEUC-JPなファイル名を送れば自動的にUTF-8にしてくれる。
最近のアプリだと「UTF-8さえサポートしておけばOK」みたいな風潮があるけど、
FDcloneのこの機能には、かっての文字コードが統一されていなかった時代から
使われていたソフトウェアの矜持を感じる気がする。
- ところが、もっと簡単な方法があった、というのに続く(笑 -- [[kojima]] &new{2013-03-07 (木) 21:52:04};
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