diary/Kojima

使っているプロバイダ(DTI)が全面的に Outbound Port 25 Blocking を採用す るそうなので,そろそろ手元の postfix 環境も SMTP Auth に対応させようとゴソゴソ.

Mew から使うだけなら ~/.mew.el で SMTP Auth を使うように設定するだけで 済むのだけど,手元では出先でもメールを読めるように メールサーバから fetchmail で取ってきたメールを bogofilter で SPAM をハジいた上で PHS の アドレスに forward するような処理をしているので,SMTP サーバレベルの設 定も必要になってくる.

実のところ,PHS を含むケータイのメールアドレスへの Outbound Port 25 Blocking は夏ごろに実施されて,一度 PHS でメールが読めなくなったのだけ ど,その時は一般のメールサーバへのブロッキングはされてなかったから, relayhost に普段使っているメールサーバを指定することで胡麻化していたの だけど,今度は普段使っているメールサーバへもブロッキングされるので,仕 方なく全面的に SMTP Auth へ移行することに.

必要なソフトウェアは cyrus-sasl と postfix だけで,必要な機能を持ったバ イナリは簡単にできたのだけど,SMTP Auth の仕組みをきちんと理解してない から,結構設定に時間がかかってしまった...

Plamo のデフォルトな環境ではパスワードは MD5 にはなっていないから, SASL のレベルで plain を指定することと postfix がクライアントとして プ ロバイダのメールサーバに接続する時に参照する sasl_password ファイルの書 き方あたりがツボだった模様.とりあえず cyrus-sasl と postfix のパッケー ジは作ってみたので,設定マニュアルと共にどこかに置くことにしよう.

まぁ,流れているメールの 9 割近くが SPAM という現状を考えると,こういう 形での制限も仕方ないところだとは思うけど,世界中のプロバイダが足並を揃 えるかというとかなり難しいところだろうなぁ.


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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41