・エクラノブラン
別に軍事オタではないのだが,ロイター発の IT メディアの この記事 にはちょっと違和感.
記事では,何か新しいものを発明したように書いているけど,これって 旧ソ連でエクラノブラン,あるいは「カスピ海の怪物」と 呼ばれていた類いの輸送機そのものなんだようなぁ.
別に軍事オタでもないのに,なぜこういう記憶があるのだろうと辿ってみたら, ずいぶん以前に読んだあさりよしとおさんの「まんがサイエンス」にエクラノ ブランについての回があったらしいこと想い出した.
なぜそんなことを憶えているのだろうと考えてみると,マンガというメディア は,左脳が扱うという文字による情報と右脳が扱うという画像によるイメージ を同時に伝達するので,全脳的に情報を受けとるから記憶に残りやすいのだ, という気がしないでもない.
その意味で,教科書をマンガ化するのは悪い手段ではないと思うけど,決めら れたページ数で,文章なら100伝えられる情報が,マンガならせいぜい30程度に なるという問題があるので,いかに情報の取捨選択をするかが重要になる気が する.
このあたりは講義の形式で定着する情報と実習の形式で定着する情報のあたり の関係と似ている気がするので,もう少し考えてみることにしよう..