diary/Kojima

・ntfs-3g

知人のWindows Vistaなマシンが、なぜか起動に失敗して「ハードディスクリカバリー」をする旨の表示が出るとのことで、P-Plamoを持って覗きに行ってみた。

SotecなマシンのWindows Vistaな環境で、システム起動時に何らかのトラブルがあって、SotecのHDDリカバリーモードになってしまう模様。かと言って、HDD リカバリーなるものを実行すると、HDDの中身が初期化され、バックアップしていないデータ等も消えてしまうそうなので、さてどうしたものか、、というところ。

P-PlamoのDVDから起動して、少し中身を見たところ、内蔵HDDは3つに分割されていて、最初がSotecのHDDリカバリー用領域、2つ目がC:ドライブで、2つ目とほぼ同量切ってある3つ目が空きドライブになっているらしい。

じゃぁ、C:ドライブの中身をD:ドライブにコピーしてみるか、と、P-Plamo上で両者をマウントして試してみたけど、NTFSなD:ドライブにバックアップ用のディレクトリを作ろうとすると、permission denied なエラーになる。

マウント時のオプションを間違えたかな、と、-o rw を指定してマウントしてみてもうまく行かないし、/proc/mounts や dmesg の内容を見ていると、明らかに RW モードになっている。

さて困ったなぁ、、とGoogleあたりで調べてみると、どうやらカーネル付属のNTFS FSモジュールだと、既存のファイルへの上書きはできるものの、新しくファイルやディレクトリを作る操作はできなくて、それらをやるためにはカーネルとは別途配布されている ntfs-3g モジュールを使わないといけないらしい。

まぁ、知人宅のトラブルは、USB外付けHDDでもつないでバックアップした上でHDD リカバリーをかけようか、という感じだけど、P-Plamoにも ntfs-3g なモジュールを入れておく方が便利そうだと実感したので、次のバージョンだとこのあたりにも対応することにしよう。

# 自分で痛い目に合わないまで動かない性格は直した方がいい気がする今日このごろ(苦笑



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42