・ひるくながひ
男女の交合を意味する国字(日本で作られた漢字)が、平安期の土器に書かれていたそうな。
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13928105607429
ビデオの画像を見るかぎり、「見」とそれを引っくり返した字を組み合わせて、その横に「女」という字を書いているらしい。 ちと手元で清書してみると、こんな感じだろうか?
上記ページによると、この字は12世紀に書かれた藤原忠実の日記にも現われていて、 専門家の間では「ひるくながひ」と読み、男女の交合を意味する隠語らしい、とのこと。
こういう国字が平安時代から使われていたというあたりが面白いが、発想的には 69 と似たものを感じるな。 さらに言うと、「女」という字を追加しているということは、女性相手ではない 69 もあったのだらうか?(w
こういう文字が酒杯の底にかかれていた、というあたりから想像をたくましくすると、 酒宴の場で、これを含めたいくつもの酒杯があって、選んだ酒杯で罰ゲーム的に自分の経験をしゃべらせられる、 みたいな余興があったような気がする(w
「ひるくながひ」という言葉は初見なので、他にどういう例があったのかのも含めて、 少し気にすることにしょう。