・WinXP インストール済みのノート PC を新しく買った知人から、これに Plamo をインストールするにはどうすればいいか尋ねられて、そういえば NTFS に対応したパーティション
分割ツールは入れてなかったなぁ、、といろいろ調べてみた。
fips は DOS な環境で動いているのだけど、最近の Windows のコマンドプロンプトで
動くかどうかはかなり怪しいし、そもそも NTFS には未対応な模様。その他、Windows な
環境で使えるのがあるのかなぁ、、とあれこれ調べたけど、フリーなものは見当たらず、
Partition Magic 等の商用ツールがいくつか目に付く程度。
じゃぁ、Linux 上からはどうだろう、、と調べたら、Knoppix が採用している QtParted というのが目について、そこから GNU parted、ntfsprogs と芋づる式に調べて、どうやら
ntfsprogs 中の ntfsresize が目的のツールらしいということに。
当初は Linux 上のツールだから、NTFS なパーティションをいじるには、カーネル側の
NTFS への書き込みサポートが必要になるのかなぁ、、と案じていたけど、ドキュメント類
を見てみると、カーネルサポート不要で動作するらしいので、早速コンパイル。
一応、Plamo-4.0β2 な環境で ntfsprogs を入れて、GNU parted を入れれば QtParted も
動作することは確認したけど、インストーラで使うために ntfsresize を static でビルド。さすがに static だと strip しても約 500KB 強のサイズになったけど、CDboot 用ならばサイズはそれほど気にしなくてもいいので、とりあえずインストーラ環境の /sbin に ntfsresize をインストールしてテスト。
VMware 上で Win2K な環境があったので試してみたところ、パーティションテーブルの修正に別途 fdisk 等が必要なのは多少面倒だけど、特に問題なく 4GB のうち 3.5GB くらいまで使っている NTFS パーティションも分割できて、のこりの 400MB に plamo/a 以下のminimum 環境がインストールできた。
一応、これでいつノート PC をリプレースしても困らないようにはなったのだけど、松下もトラックボールの機種が無くなってしまって、買い替えたいノート PC が無いのが寂しいところ、、(苦笑)
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