[[diary/Kojima]]

・稲刈り

昨日,今日と天気が持ったので,今日,慌しく稲刈りをしました.作っている
のは早稲種のコシヒカリで,本来は彼岸の中日頃に刈らないといけないのだけ
ど,今年は台風が連続してやってくるなど天気が不順で,2 週間強遅れになっ
てしまいました.時期が遅れただけでなく,台風の強風でベタごけしてしまっ
た上に雨が多かったせいで,多くの籾が芽を出して,中には根まで張りだして
いるのがありました.本来,芽が出た籾は品質が悪くなるので出荷できないの
ですが,まぁ,ウチが作っているのは自家消費分なので,少々劣化していよう
が構わないのが救いと言えば救いでしょうか..

稲刈り自体は知人のコンバインを借りて行うのでそれほど大変ではないのだけ
ど,ベタベタにコケた稲を刈るには,稲のコケた方向を見ながら起しやすい向
きにコンバインを入れないといけないのでそれなりに面倒で,通常は 4 時間
弱で終る作業が 6 時間強かかってしまいました.

上述のように,取り入れた籾はほとんど芽が出ていたり,ずいぶんサイズが小
さかったりして,質的にはかなり悪いのですが,それでも 20kg 程度の袋が 
30 弱,約 600kg 弱取れてましたね.まぁ,これは湿った籾の状態なので,乾
燥させて約 500kg,籾殻を取った玄米の状態にして約 300〜400kg くらいか
なぁ.あまり味は期待できそうにないけど,まぁ来年も米を買う必要が無い程
度には取れたかしらん..明日からはまた台風が来そうなので,何とか片づい
たことに一安心..
-籾の袋をコンバインから軽トラックに移すだけでしっかり筋肉痛だったり、、(苦笑 -- [[kojima]] &new{2004-10-09 (土) 21:49:40};
-なにげなく目について「スローフードな人生!」という文庫本を読んでました。最初の印象としてはマクドやピザに代表されるような「ファーストフード」への抵抗かと思ったのですが、読みすすむうちにどうもそんなに簡単な話ではないことにちょっと気持ちを奪われてしまった。slow という言葉を使っているけれど、ほんとの目的は関係性の問題というか、「大地からの恵みをどうやって口まで運ぶか、そういう根源的な関係性の問題の根底に食というものがある」って、ちょっとわかりにくいけれど、「食」を考えると世界が見えてくるというか。スローフードジャパンの会長さんは醗酵学の小泉武夫さんだそうだ。先日NHKの「食彩浪漫」という番組に出ていた。う〜ん、日々の食卓から「世界」について考える、確かになぁ、これってすっごい大事かも。それから Plamo も、使う人と開発する人の関係は大事だなぁ。plamo を使うと、Linux の世界が見えてくる!最近のいろんなML の質問を見てると、そんなこと思うなぁ。  -- [[なかたにちえ]] &new{2004-10-10 (日) 17:58:45};
-冬の間、水田には何か植えるのですか? -- [[なかたにちえ]] &new{2004-10-11 (月) 10:02:48};
-ウチの回りだと水田は稲専用で、畑は別途作ってますね。確かに稲刈りをしてから、翌年田植えをするまでは田んぼを畑にして何か植えるというのも聞いたことあるのだけど、私の家とか回りの水田ではあまりしていない模様。まぁ、ウチの回りはみんな兼業農家なので、そこまで手が回らないというのが大きい気もする。 -- [[kojima]] &new{2004-10-11 (月) 21:19:05};

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