[[diary/Kojima]]
・Dreamcast
実家で使っていたドリカラ(ドリームキャストのカラオケ)が,CD ドライブが
くたびれてうまく動かなくなったので,予備用に用意しておいたドリームキャストに交換
# 某ゲームのキャラのセリフではないが「こんなこともあろうかと..」と思って,DC がディスコンになった直後に入手しておいたマシンが役に立ってしまった(苦笑
DC の交換自体は簡単だったのだけど,大変だったのは DC 本体に登録してい
るドリカラを使うためのユーザーIDとパスワードの設定.設定したのはずいぶ
ん前なので,どうやって設定するのかをすっかり忘れてしまっていて,調べる
のにずいぶん苦労したのだけど,結論として言えば,「DC 本体に UID/passwd
を登録するには,ドリームパスポート(これは本体付属のソフト)を用いて *電話回線*
でセガが開設しているフリーダイアルのアクセスポイントに接続し
て,そこで UID/passwd を登録する必要がある」ということでした.
問題のマシンは,ずいぶん前に電話回線からブロードバンドアダプタを使ったTCP/IP接続に変更していたものだから,電話回線でつなぐためにはずい
ぶん苦労してしまった(苦笑
確かに DC 本体には標準でモデムが付いているし,DC が売られていた 5 年前
くらいの通信事情ではインターネットの利用は電話回線を使うしかないという
のも分かるけど,「電話回線を使わないと本体に登録する UID/パスワードすら
変更できない」というのは今となってはむしろ致命的な mis-feature という印象.
実家でも,電話回線の口と問題の DC を使っていた場所はずいぶん離れていたから,
電話回線の近くに液晶のディスプレイや新しい DC を持ってきて,,みたいな作業をするハメになってしまった.
「今の常識は,確実に 5 年後の常識とは異なる」というのは,ディストリビュー
ションを作っている人間にとって教訓にすべきことだろうな.
-考えてみれば Windows XP とかがやっている「アクティベーション」と同じ仕組みなのだろうけど、その窓口をプレゼンテーション層に置いているかネットワーク層においているかの違いなのだろうな。プレゼンテーション層に置くようにすれば接続形態はどう変ろうと HTTP とかでデータをやりとりできれば何とかなるのに対してネットワーク層に置いてしまうと接続手段(電話回線)に依存してしまうという典型例のような気がする。将来、ネットワークの講義をする時にはぜひ使ってやろう :-) -- [[kojima]] &new{2005-11-03 (木) 16:17:51};
#comment