[[diary/Kojima]]
- SMTP Auth
使っているプロバイダ(DTI)が全面的に Outbound Port 25 Blocking を採用す
るそうなので,そろそろ手元の postfix 環境も SMTP Auth に対応させようとゴソゴソ.
Mew から使うだけなら ~/.mew.el で SMTP Auth を使うように設定するだけで
済むのだけど,手元では出先でもメールを読めるように メールサーバから
fetchmail で取ってきたメールを bogofilter で SPAM をハジいた上で PHS の
アドレスに forward するような処理をしているので,SMTP サーバレベルの設
定も必要になってくる.
実のところ,PHS を含むケータイのメールアドレスへの Outbound Port 25
Blocking は夏ごろに実施されて,一度 PHS でメールが読めなくなったのだけ
ど,その時は一般のメールサーバへのブロッキングはされてなかったから,
relayhost に普段使っているメールサーバを指定することで胡麻化していたの
だけど,今度は普段使っているメールサーバへもブロッキングされるので,仕
方なく全面的に SMTP Auth へ移行することに.
必要なソフトウェアは cyrus-sasl と postfix だけで,必要な機能を持ったバ
イナリは簡単にできたのだけど,SMTP Auth の仕組みをきちんと理解してない
から,結構設定に時間がかかってしまった...
Plamo のデフォルトな環境ではパスワードは MD5 にはなっていないから,
SASL のレベルで plain を指定することと postfix がクライアントとして プ
ロバイダのメールサーバに接続する時に参照する sasl_password ファイルの書
き方あたりがツボだった模様.とりあえず cyrus-sasl と postfix のパッケー
ジは作ってみたので,設定マニュアルと共にどこかに置くことにしよう.
まぁ,流れているメールの 9 割近くが SPAM という現状を考えると,こういう
形での制限も仕方ないところだとは思うけど,世界中のプロバイダが足並を揃
えるかというとかなり難しいところだろうなぁ.
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[[Googleのページランキング:http://www.ams.org/featurecolumn/archive/pagerank.html]]
AMS(American Mathematical Society)のサイトにあった Google のページランキングの考え方の数学的基礎らしい
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