・今日はうっすらと雲の出ていた一日。昼間は暑かったけど、まだ夜はパジャマの上に 一枚着ないと肌寒い感じ。

・ちと調べる必要があって、Fedora Core1 の環境を少し眺めてみる。~/.bash_profile あたりを読んでいると、いろいろ発見することがあったり(笑)

Fedora というか、RH 系の場合、パッケージの独立性を可能な限り高めるように作って いるから、例えば初期環境の設定ファイルも、パッケージごとに設定すべき環境変数を 指定したスクリプトを /etc/profile.d/glibc2.sh みたいな形で用意しているみたい。 例えば、/etc/profile.d/less.sh だと、

# less initialization script (sh)
[ -x /usr/bin/lesspipe.sh ] && export LESSOPEN="|/usr/bin/lesspipe.sh %s"

if [ x"$LC_ALL" != "x" ]; then 
  LANGVAR=$LC_ALL
else
  LANGVAR=$LANG
fi

if [ x`echo $LANGVAR | cut -b 7- | tr -s "[:lower:]" "[:upper:]"` = x"EUCJP" ];    then
        export JLESSCHARSET=japanese-euc
elif [ x`echo $LANGVAR | cut -b 7- | tr -s "[:lower:]" "[:upper:]"` = x"EUCKR"  ]; then
        export JLESSCHARSET=korean
fi

みたいに JLESSCHARSET は less のパッケージと共に配布される /etc/profile.d/less.sh で設定する、という形になっている。

で、これがどこで使われるのかな、、と追いかけたら、

/.bash_profile -> ~/.bashrc -> /etc/bashrc ときて、/etc/bashrc の中で、

if [ "x$SHLVL" != "x1" ]; then # We're not a login shell
        for i in /etc/profile.d/*.sh; do
            if [ -r "$i" ]; then
                . $i
            fi
        done
fi

みたいな形でやっていた。うーん、、確かにパッケージの独立性を高める、という意味では こういう形にするのが合理的だとは思うけど、ここまでディストリビューション流に調整してしまったら ソースコードからコンパイルしてインストール、って行為は初心者にはほとんど不可能になる気がするなぁ。

まぁ、Windows 的な「ブラックボックスでも簡単に使えればいい」というスタンスならば こういう形にしていかざるを得ないのは理解できるけど、何か大事なものを忘れているような気がする。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41