・衆議院選挙とか
衆議院解散から郵政民営化反対派の追い出し,選挙の争点を郵政民営化に絞りこんで, 改革推進か停滞か,という二者択一のイメージ戦略を打ち出した第一ラウンド は小泉首相側の勝利のようですね.ライブドアの堀江社長を担ぎだしたあたり は「どうかな?」と思ったけど,無所属での立候補という手を取ったあたりは なかなかうまいな,と思っているところ
選挙の結果がどうなるかは分からないけど,今回の選挙は従来の「地盤固め」 的な手法 vs イメージ戦略的な手法 という新旧対立になりそうな気がします. 個人的には 2世,3世議員が代々引きついだ地盤を固めて当選するのは気にく わない一方,イメージ戦略で浮動票を集めようという手法にも危険なものを感 じるところ.
郵政民営化自体の是非はそれほど考えてないけど,もし NTT が民営化されず に電電公社のままだったら,未だに「国策」の ISDN にこだわって光ファイバー はおろか ADSL すらまともに普及していなかったように思うので,民間にでき る仕事は民間に委ねて自由競争の原理を導入するのはユーザーにとってもメリッ トがあるのでは,と思ってはいる。