diary/Kojima

・高野山

家族で高野山に参ってきた.

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家からは,近畿道の美原北 IC,一般道の橋本市まではスムーズに行けたのだけど, そこから山の中にある高野山まではエンエンと九十九折の山道を右に左にカーブしながら で結構大変.片道約150kmで3時間半のドライブというところ.

お昼は宿坊で精進料理を頼んでみた 高野山では,金剛峰寺を中心に百を越えるお寺が集っているそうだけど,そのうちの30ほどのお寺は 「宿坊」と呼ばれて,参拝客を泊めたり,食事を振る舞ったりしているらしい. 宿泊や食事の料金は全ての宿坊で統一されているそうで,今回は3750円のコースを選択. 宿坊は金剛峰寺の前にある天徳院というところにお願いしてみた.

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11時45分ごろに着いたら,まだお昼の勤行中だったようで,しばらく待たされたけど, 出てきた料理はおいしかったし,結構ボリュームがあって,お腹いっぱいになった. こういう食事ばかりしていればメタボの心配はなくなるのだろうけど, 料理の手間はかかるだろうなぁ..

食後は中の院から奥の院へ参拝. 奥の院付近は写真撮影禁止だそうなので,橋の手前から一枚. この奥の院の裏手に弘法大師が入定しているお堂がありました.

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中の院から奥の院にかけては,20万基とも言われる墓標が並んでいて,武田信玄と上杉謙信,織田信長と 明智光秀等々,かっては仇敵だった人々のお墓や江戸時代の大名家の墓などが多数あります. そのような有名人だけではなく,戦没者や一般人,企業の労災事故の犠牲者などを祀った墓も多数ありました.

いろいろデザインに凝ったのもあって,新明和工業株式会社はロケット型の慰霊碑だったり,

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足袋で有名な福助株式会社だと福助が鎮座していたり.

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思わず笑ってしまったのは,(社)日本しろあり対策協会が建てた,しろあり慰霊碑.

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「やすらかにねむれ」って,あんたらが退治したんでしょうに,,と突っ込みたくなったけど, こうやって横死者の荒御魂(あらみたま)を慰めて和御魂(にぎみたま)にする, というのは出雲大社や靖国神社と同じパターンなんだなぁ,と妙に納得.

帰りはちょっと道に迷って,海南市まで1時間ほど余計に走ってしまったけど, なかなか充実した一日でした.



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41