・梅棹先生ご逝去の報
文化勲章受賞者で民族学博物館設置の立役者でもあった梅棹忠夫先生が 7/3に亡くなられて、ご親族で密葬まで行われた旨の報道が。
私が民博に学んだころは、すでに目を悪くされていて名誉館長だったので、 直接お話しできたのは数回くらいしかない不肖の孫弟子世代だけど、 今でも「文明の生態史観」(1957)とか「情報産業論」(1963)は講義のネタに使わせてもらっていたり。
ご冥福をお祈りすると共に、いまだに先生の提議された諸問題(情報の価値の「お布施の論理」とか)を解決できない自分に忸怩たる思いを改めて感じているところ。