diary/Kojima

・久しぶりのニューマシン(その1)

Linuxを使っていると、多少古いマシンでも問題なく使えてしまうので、ここ4、5年ほど新しいマシンを 入れてなかったのだけど、さすがにカーネルを始め、最近の大規模なソフトウェアのビルドに力不足を感じるようになったので、 ずいぶん久しぶりにニューマシンを入れることにした。ここしばらく日記をサボってたので、その過程を何回かに分けてドキュメンタリー風に紹介してみよう(笑

手元では、某社にいた時に型落ちで安く入手できたHPのxw6000というXeon 2.8GHz dualなマシンと、自作のAthlon64X2なマシンを使っていたのだけど、 前者のマシンは Xeon dualと言っても旧世代(Pen4世代)のXeonで、HT対応で 4 コアに見えてそれなりに面白いものの、さすがにカーネルとかを コンパイルするには力不足になってきたので、これを新しいマシンに入れ替えるつもりであれこれ仕様を検討。

Athlon64X2は残すつもりなので、もう一台もAMDにするのは都合が悪いだろうと、IntelのCPUをあれこれ調べてみると、 最近は Core iX あたりがデスクトップ向けのスタンダードで、i7, i5, i3 と価格や機能、クロック速度がうまく区分けされた CPUがリリースされている。コンパイル用のマシンだからそれなりのパワーが欲しいけど、いわゆる Extreme Editionみたいな クロック数の速さを誇る気はないし、以前のマシンがXeon dualだから、dual coreだとちょっと寂しいし、、ということで、結局 Core i7 870あたりが丁度いいかな、、という感じ。

実のところ、あれこれ調べてみるとIntelの値付け(クラス分け)はうますぎるなぁ、、という印象。

例えば Core i7 870 と Core i5 760 あたりを比べると、どっちも4コアで似たような速度だけど、i5 760はHTが無効になっているし、 新しい世代(Clarkdale)の Core i5 600 番台になると、プロセスが改善されてGPUを内蔵し、かつ発熱量が少なくなるのはかなり魅力的 なんだけど、今出ているのは2コアだったり、、と、値段やTDW、コア数、HTの有無等々、なかなかこちらを立てればあちらが立たず、という感じ。 それでグズグズしていると、値段以外の条件を全て満した新世代のCPUが、またかなり高い値段から売り出されるんだよなぁ。。

当初、Core i7 870 は結構いい値段が付いてたので手を出しかねていたのだけど、この夏くらいから大幅に値段が下って、 3万以下で手に入るようになってくると共に、Plamo-4.73をリリースしてしばらくは遊ぶ時間が取れそうになったから、 いよいよ新マシンの導入計画を開始することにした(続く :-)



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42