diary/Kojima

・Amazonの価格決定アルゴリズム?

Amazonをよく使っている人には既知のことだと思うけど、私自身は初めての経験だったので、 ちょっと考察してみた。

8/7に、Amazonで、ハリオのホットグラス(ホットウィスキーや焼酎のお湯割り用の耐熱グラス)、 定価1575円のが、80%offの560円で売り出されていたので、 「在庫6個あり」のうちの4個を注文してみた。 それらは分割配送されて、今日2つ届き、明日ぐらいに残りの2つが届く予定になっている。

残りの2つも売れたのかしらん、、と思って、今日、Amazonを覗いてみると、 同じ商品が定価の1575円に戻り、「2点在庫あり」のままになっている。

この結果を単純に考えると、Amazonのロングテール部の商品には、 一定期間売れずに残っている「不良在庫」なフラグと在庫が1、2個になった場合の「稀少価値」なフラグがあって、 不良在庫なフラグが立った場合は一定期間ごとにN%割引みたいな感じで値段を下げていく一方で、 在庫数が稀少になった場合はプレミア的な値付けで定価(近く)にまで戻す、ようなアルゴリズムがある感じ。

まぁ、書籍やCDのような再販制度の縛りがある商品にはこういう機能はないだろうけど、 ロングテールの裾野の方の商品は、こういうかなり自動決定的な仕組みで値段が決っている気がする。

# もちろん、原価割れするような値段付けはよほどのことがない限りしないだろうけど

転売屋的には、安くなった時に買い占めておいて後で高く売る、みたいな発想になりそうだけど、 田舎の人間では、山菜やキノコでも見つけたものを取り尽さないのが礼儀なので、 今回もその方針で6個のうちの4個を注文したら、残りの2個の値段が即日で上ってびっくり、というところ。 多分、このまま3、4ヶ月売れなければ、「不良在庫」なフラグが立って、また値段が下がるのだろうなぁ。

このあたりを逆手にとって、Amazonで安く仕入れて、ヤフオクで高く売り抜ける、みたいな商売を やってる人間もいそうな気がする。



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42