diary/Kojima

・Kajongg

KDEに付属している kajongg なる麻雀っぽいゲーム、いくらやっても全然勝てんなぁ、、と思っていたが、 どうやら自分の知っている「麻雀」とは違うらしい。

kajongg_01.png

ルールの設定として、"Classical Chinese BMJA"と"Classical Chinese DMJL"というのを選べるのは気がついてたけど、 BMJAというのは"British Mahjong Association"で、"DMJL"というのは"Deutsche Mahjongg League"のことらしい。

ざっくりとBMJAのルールを眺めてみたところ、日本の麻雀で言う「役」という概念はなくて、 とりあえず3枚ずつの面子4組+頭の対子2枚を集めて、面子が順子なら無得点、刻子ならば得点になるけど、 その得点も1,9の老頭牌や三元牌や風牌だと高く、それ以外の中張牌だと低い、合わせて「季節」を表わす牌や、 「花」を表わす牌があって、それらを引くと得点が+αされる、みたいな感じっぽい。

捨牌が盤面に無造作に並んでゆくのに戸惑っていたのだけれど、確かに「役」という概念を捨てて、 3枚ずつの組を作る、ということに専念するならば、 他のプレイヤーがどんな役を狙っているかを捨牌から推測するような必要もないので、 誰が何を捨てたか、というのを気にする必要は無いのだろうな。 でも、その分、配牌と引いてくる牌の重要性が増して、「運」の要素が強くなりそうな感じ。

# 一応、鳴いて流れを変えることも可能だけど。。

日本の麻雀ルールが世界的に見てどれくらい広まっているのかは知らないけど、 このヘンのシンプルなルールに比べると、 さまざまな「役」を覚えて、 引いてくる牌に応じて狙う役を切り替えつつ、 誰がどんな「役」を狙っているかを推理して、 振り込まないようにしながら上がりを目指すという日本式の麻雀は、 小説やマンガのテーマになるくらい深い戦略性を持っていそうな感じはするな。



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42