・祭の準備
いよいよ週末の秋祭に向けて、組み立てた太鼓屋台の飾り付けが始まった。
まずは、「水引」と呼ばれる太鼓屋台の回りを覆う幕の取り付け。
播州屋台では、錦糸やさまざまな飾りで立体的に作りあげた豪勢な刺繍が特徴で、 それぞれの屋台がこの「水引」や次の「高欄掛け」の豪華さを競い合う。
刺繍のテーマは歴史上の英雄を取りあげることが多く、 この水引では「大阪夏の陣」をテーマに、大阪城を攻める家康を竜の姿に描き、 それを退治しようと奮戦する真田幸村を描いているらしい。
水引の下には「高欄掛け」と呼ばれる刺繍が掛けられる。 こちらは特に史実とは関係ないらしく、空や地上、水、地中に棲む怪物を 武将が退治しているようなデザイン。これは正面に掛かっている空の化け物(鳥)を 退治しているところ。
さて、いよいよこの週末が秋祭なのだけど、どうも天気が悪そうなんだよなぁ。。