diary/Kojima/2009-01-31
の編集
http://sv5.linet.gr.jp/?diary/Kojima/2009-01-31
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
|
ログイン
]
-- 雛形とするページ --
diary/Template
[[diary/Kojima]] ・make_PlamoBuild.py(その4) [[make_PlamoBuild.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild.py]] が作るのは PlamoBuild.template と同等の,prefix=/usr とした標準的な ビルドスクリプトで,パッケージのインストール先は /usr 以下になります. しかしながら,X11R74 のようにインストール先を /usr/X11R7 にしたかったり, KDEのように configure の代りに cmake が使われている環境では多少手直しが必要になります. 修正箇所はそれほど多くありませんが,多数のパッケージを作る際にイチイチ手直しするのも厄介なので, X11,GNOME, KDE 用にはそれぞれ専用の make_PlamoBuild スクリプトを用意しています. X11 用は [[make_PlamoBuild_X11.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_X11.py]] というスクリプトで configure 時の --prefix を /usr/X11R7 にしています. GNOME 用は [[make_PlamoBuild_GNOME.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_GNOME.py]]] というスクリプトで,GNOME 用のソフトウェアがインストール時に 行う gconf と scrollkeeper の設定処理をパッケージ内の initpkg で行うように修正しています. KDE 用は [[make_PlamoBuild_KDE.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_KDE.py]] というスクリプトで,configure の代りに cmake を実行して 必要な設定を行うようにしています.なお,cmake ではビルド用ディレクトリにソースコードの実体は不要で, cmake 時に元のソースコードの位置を指定すればいいようなので,make_PlamoBuild_KDE.py では, ソースコード全てを build/ ディレクトリにコピーする処理は省いています. その反面,パッチは元のソースコードに対してあてないといけないので,config 時に元のソースに パッチをあててしまいます.そのため,再度 config するには,ソースコードを再展開するか, patchfiles 行をコメントアウトする必要があります. なお,[[PlamoBuild.template:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/PlamoBuild.template]]では, パッケージ化後に作業用ディレクトリとファイル(work/, pivot/, i.st, i.et)を削除するかどうかを尋ねましたが, 今回紹介した Python スクリプトで生成したビルドスクリプトでは(状況確認のため)削除しないようにしているので, 作業用ディレクトリとファイルは手動で削除する必要があります.これらのファイルとディレクトリは root 権限で 作成されているので,削除する際にも root 権限(あるいは sudo 権限)が必要です. #comment
タイムスタンプを変更しない
[[diary/Kojima]] ・make_PlamoBuild.py(その4) [[make_PlamoBuild.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild.py]] が作るのは PlamoBuild.template と同等の,prefix=/usr とした標準的な ビルドスクリプトで,パッケージのインストール先は /usr 以下になります. しかしながら,X11R74 のようにインストール先を /usr/X11R7 にしたかったり, KDEのように configure の代りに cmake が使われている環境では多少手直しが必要になります. 修正箇所はそれほど多くありませんが,多数のパッケージを作る際にイチイチ手直しするのも厄介なので, X11,GNOME, KDE 用にはそれぞれ専用の make_PlamoBuild スクリプトを用意しています. X11 用は [[make_PlamoBuild_X11.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_X11.py]] というスクリプトで configure 時の --prefix を /usr/X11R7 にしています. GNOME 用は [[make_PlamoBuild_GNOME.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_GNOME.py]]] というスクリプトで,GNOME 用のソフトウェアがインストール時に 行う gconf と scrollkeeper の設定処理をパッケージ内の initpkg で行うように修正しています. KDE 用は [[make_PlamoBuild_KDE.py:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/make_PlamoBuild_KDE.py]] というスクリプトで,configure の代りに cmake を実行して 必要な設定を行うようにしています.なお,cmake ではビルド用ディレクトリにソースコードの実体は不要で, cmake 時に元のソースコードの位置を指定すればいいようなので,make_PlamoBuild_KDE.py では, ソースコード全てを build/ ディレクトリにコピーする処理は省いています. その反面,パッチは元のソースコードに対してあてないといけないので,config 時に元のソースに パッチをあててしまいます.そのため,再度 config するには,ソースコードを再展開するか, patchfiles 行をコメントアウトする必要があります. なお,[[PlamoBuild.template:ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-src/admin/PlamoBuild.template]]では, パッケージ化後に作業用ディレクトリとファイル(work/, pivot/, i.st, i.et)を削除するかどうかを尋ねましたが, 今回紹介した Python スクリプトで生成したビルドスクリプトでは(状況確認のため)削除しないようにしているので, 作業用ディレクトリとファイルは手動で削除する必要があります.これらのファイルとディレクトリは root 権限で 作成されているので,削除する際にも root 権限(あるいは sudo 権限)が必要です. #comment
テキスト整形のルールを表示する